CLT工法のコストはいくら?メリット3選から口コミ・評判まで紹介

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「CLT工法の住宅を検討している」
「新しい技術だからもっと情報がほしい!」

CLTは従来の鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨造(S造)に並ぶ、直交集成板を活用した新たな建築方法です。

今回は、そんなCLT工法の建築コストをご紹介します。RC造・S造と比較しながら解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【結論】CLT工法はRC造・S造より安く建築できる

結論から言うと、CLT工法はRC造・S造より安く建築が可能です。なぜなら基礎工事費に大きな違いがあるからです。

RC造・S造の場合、地盤が軟弱だと杭が必要になります。CLT工法で同じ地盤に家を建てる場合、基礎への負担が軽く地盤改良で間に合う場合があります。

その理由は、CLT工法の場合は素材が軽く建物重量が軽くなるからです。

実際に岡山県で行われた建築コストの調査を見てみましょう。

出典元:岡山県ホームページ林政課

基礎工事の費用がCLT工法の場合、圧倒的に安くなっていることがわかります。

CLT工法で施設・住宅を建築するメリット5選

CLT工法で施設・住宅を建築するメリットは以下の5つが挙げられます。

  • 高い耐震性能
  • 高い耐火性能
  • 優れた断熱性能
  • 建築工期が短縮可能
  • 環境にも配慮したエコロジカルな工法

上記5つの理由について、詳しく解説していきます。

高い耐震性能

地震の多い日本では、耐震性は気になるポイントです。CLTは剛性が高く、耐震性に優れているというメリットがあります。

他の工法では震度6強の地震を想定した実験で、家が使用できないくらい大破しました。しかし、CLT工法で建てられた家の場合、同じ実験でも3cm程度しか変形がないという実験結果になりました。

3cm程度の変形というのは、地震の後も住み続けられる範囲内の変形ということになるため、高い耐震性が証明されています。

高い耐火性能

CLTは木材を使用した建築材のため、火災に弱いイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。実はCLT工法には高い耐火性能があるというメリットがあります。

木は表面が燃えると、内側に燃え進む速度が遅くなるという特徴があります。また、鉄骨は火にさらされると強度が落ち、倒壊してしまう危険性もあります。

一方でCLTを使用した建物は、実際の火災で30分以上倒壊しなかったという実験結果もあり、万が一の際には住む人の命を守ってくれると証明されています。

優れた断熱性能

最近では、断熱性が住宅の性能として重要視されています。外の暑さ・寒さの影響を受けにくいというのは、住む上で非常に重要なことです。CLTは木材なので、断熱性の面でも優れているというメリットがあります。

木はコンクリートと比べ10分の1、鉄と比べると350分の1程度の熱伝導率です。熱伝導率が低い分、外気の影響を受けにくい素材だと言えます。

そのため、CLTは冬の寒さ・夏の暑さから守ってくれる、最高の素材と言えるでしょう。

建築工期が短縮可能

CLT工法には、他の工法に比べて建築工期が短くできるというメリットがあります。CLTという素材は事前に加工されているため、寸法制度が高いのが特徴。

そのため現場で組み立てる際に、調整の手間が減って作業がスムーズに進みます。天然木なので仕上げがいらないのも、工期短縮に繋がる性質になります。

規模が大きく、複雑な建築になるほどその差は大きくなり、他の工法での工期と大きく差ができます。

環境にも配慮したエコロジカルな工法

CLTは木から作られた建築材です。木を使用すると森林伐採など、環境によくないというイメージがあるかもしれませんが、実はむしろエコな工法と言われています。

日本は国土の多くを森林が占めています。木はいつまでもCO2を吸い続けるわけではなく、成長が終わると、吸収量が減少します。つまり育ちきった木を定期的に使用するのは、環境を守るためにも必要なことです。

CLTは従来の工法と比べ4倍以上の国産木材を使用しています。日本の森林を有効活用し、愛着のわく天然目の家造りができるのは一石二鳥です。

【実態暴露】CLT工法のコストに対する評判3選

CLT工法のコストとメリットについてご紹介してきました。でも実際にどんな口コミがあるのかも気になるはず。

ここからは具体的な口コミをご紹介していきます。

坪単価でRCと変わらない

ウッドショック等が言われる今、今後どのうように木材供給を安定させていくかがとても気になる。 あとコスト。 国産材をつかってCLT工法でみたいなことをやると、坪単価でRCと変わらないか、むしろ超えてしまいそう。

引用元:Twitter(@gyro_legal)

まだ新しい技術のCLT工法。実際に国産木材を使ってCLT工法の家を建てようとすると、RC構造と変わらないのでは?という意見。

木材が全体的に値上がりしているのもありますが、材料費だけでなく、工期を含め総コストで計算して確認してみましょう。

まちづくりにも沢山使えそう

話題の CLT 工法の建物 公共用のものはちょっとデコレーションが多めで高めかもしれませんね。一般住宅用として今岡山大学で講師にも来ている東大の隈研吾さんに一般住宅用として低コストのアドバイスなど頂いたらいいのができるかもしれませんね まちづくりにも沢山使えそうな気がします。

引用元:Twitter(@I0eUyFOfkoivNqB)

現在公共用で使われているものはまだ高い、でも一般住宅用に低コストなものも作れるのでは?という意見。

公共用・住宅用に価格帯を使い分けて確立されれば、街づくりにも活用できるでしょう。今後の発展に期待が集まります。

会社が、企業が、自分たちの建物にまで配慮できるって、凄すぎ

CLT工法は、一般の建築コストよりまだまだ高い。 のに、環境や今後のこと SDGsに則り、薬局さんでここまで取り組まれているのか! 会社が、企業が、自分たちの建物にまで配慮できるって、凄すぎて。

引用元:Twitter(@k36u)

従来の工法に比べて新しいからこそコストが気になるCLT工法。一方で環境への配慮ができている工法、などポジティブな印象も持たれています。

SDGsが叫ばれる近年では、CLT工法の環境に優しい・耐久性が高いなどのメリットが注目ポイントです。

豊川市・豊橋市でおすすめのCLT工法を提供する片桐建設株式会社

豊川市・豊橋市でCLT工法の家造りが気になる方は、片桐建設株式会社がおすすめです。3,500棟以上の施工実績を持つ、木のぬくもりを感じられる家造りが得意な工務店。

徹底した検査で高耐久の「いい家」を目指した家造りは、こだわりの家に長く住みたい方に最適です。

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まとめ

今回はCLT工法でかかるコストと、CLT工法で建てるメリットをご紹介しました。

もう一度まとめると、CLT工法はRC造・S造より安く建築できます。工期の短さなどから、トータルで見ると安く建築できるのが最大の特徴です。

またCLT工法で建てるメリットは以下の5点、

  • 高い耐震性能
  • 高い耐火性能
  • 優れた断熱性能
  • 建築工期が短縮可能
  • 環境にも配慮したエコロジカルな工法

でした。

こちらを参考に、ぜひCLT工法での家造りを検討してみてください。

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