CLT工法の耐用年数は100年?!メリットから口コミ・評判まで紹介

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「CLT工法で建てた家ってどれくらい保つの?」
「CLT工法のメリットって他にもある?」

RC構造など、認知のある工法に比べてまだ日が浅いのがCLT工法。

今回は、CLT工法の気になる耐用年数を解説。CLT工法で建てるメリットも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【結論】CLT工法の耐用年数は100年以上?!

結論から言うと、CLT工法の家の耐用年数は100年以上と言われています。もちろん適切なメンテナンスなどが条件にはなりますが、7世紀にできた法隆寺を見れば、木造建築の耐久性は納得できることでしょう。

CLT工法に限らず木材を使用した建築では、間に使用している接着剤の劣化により耐用年数が短くなるケースがほとんどです。そのため使用する接着剤を適切なものにすれば、100年以上の建造物にすることが可能です。

CLT工法で施設・住宅を建築するメリット5選

耐用年数に関して問題がないことは理解できましたが、他にもメリットがないのか気になるところです。

そこでここからは、CLT工法で施設・住宅を建築する5つのメリットについてご紹介します。

CLT工法で建てるメリットは以下の5つです。

  • 高い耐震性能
  • 高い耐火性能
  • 優れた断熱性能
  • 建築工期が短縮可能
  • 環境にも配慮したエコロジカルな工法

上記5つの理由について詳しく解説していきます。

高い耐震性能

CLTは剛性が高く、耐震性に優れた造りになっています。地震の多い日本では、耐震性は気になるポイントです。

実際に行われた実験で、他の工法では震度6強の地震を想定した揺れの際、家が大破して使用できなくなってしまいました。

同じ実験をCLT工法で建てられた家で行った場合、3cm程度の変形しか見られませんでした。これは住み続けるのに問題のない範囲の変形になります。

そのため、CLT工法の建造物は地震に強い家であると言えます。

高い耐火性能

高い耐火性能があるのもCLT工法のメリットです。

一見頑丈に見える鉄骨は、火にさらされると強度が落ちる性質があります。そのため火災の際には、強度の落ちた部分から倒壊してしまう危険性があると言われています。

一方でCLTを使用した建物の場合、実際の火災現場でも30分以上倒壊しなかったという実験結果があります。

そのためCLT工法は火災にも強い、優れた工法だと言えます。

優れた断熱性能

家の性能を示す上で大切なのが断熱性能です。CLT工法で建てる家は木材を使用しているため、外気の影響を受けにくく、優れた断熱性を持っている家になります。

なぜなら木には熱伝導率が低いという特徴があるからです。木はコンクリートと比べ10分の1、鉄と比べ350分の1程度の熱伝導率になっています。

熱伝導率が低い木材は、外の暑さ・寒さを家の中に伝えづらいので、断熱性に優れた素材だと言えるでしょう。

建築工期が短縮可能

CLT工法で使われる素材は、現場に運び込まれる前に加工されているので、寸法制度が高いという特徴があります。そのためCLT工法では、他の工法に比べて建築工期が短くなるケースがあります。

寸法精度が高い素材は、現場で組み立てる際の調整の手間の削減が可能。作業がスムーズに進み、工法の短縮に繋がります。

天然木を使用しているので仕上げが不要なのも工期短縮に繋がるメリットであると言えるでしょう。

環境にも配慮したエコロジカルな工法

CLT工法は日本の森林を有効活用する、エコロジカルな工法でもあります。

木材を使用するには木を切る必要があり、環境に悪い印象があるかもしれません。しかし、定期的に木の伐採は環境維持にとっては重要なことです。

なぜなら、木は育ちきってしまうとCO2の吸収量が減ってしまうからです。

CLTは多くの国産木材を使用するので、日本の森林を守ることにも貢献していると言えます。

【実態暴露】CLT工法耐用年数に対する評判

CLT工法耐用年数に対する評判ですが、まだ日が浅いCLT工法には評判が少なく、耐用年数に関するものは見つけることができませんでした。

新しい技術の耐用年数に関して、具体的に気になるポイントが出てくるのはまだまだこれからです。ただ木という素材の耐久性は確かなので、大事なのは適した環境で使用し、しっかりとしたメンテナンスをすること、というのは従来の工法と変わりません。

今後CLT工法の耐用年数について、評判を発見次第、随時更新していきます。

CLT工法を提供する片桐建設株式会社

CLT工法の家を建てようと検討している方は、片桐建設株式会社をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

今回はCLT工法の耐用年数と、CLT工法のメリット5点をご紹介しました。

もう一度まとめると、CLT工法は耐用年数が長く、100年以上住める場合もあります。そのためには間に使う接着剤の劣化などがないか、事前に確認することが必要でした。

またCLT工法で建てるメリットは以下の5点、

  • 高い耐震性能
  • 高い耐火性能
  • 優れた断熱性能
  • 建築工期が短縮可能
  • 環境にも配慮したエコロジカルな工法

でした。

こちらを参考に、ぜひCLT工法で長く住み続けられる家造りを検討してみてください。

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