平屋のベストな天井の高さはどれくらい?事例やメリット・デメリットまで解説

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「平屋の天井の高さはどれくらいにすべき?」
「平屋の天井の高さに制限はあるの?」
「天井の高い平屋の実際の事例を知りたい!」

平屋は生活の全てがワンフロアで完結する人気の住宅スタイルです。間取りの自由度が高かったり、コンパクトな家事動線が実現できるなど、さまざまな魅力があります。

特に魅力的なポイントは、天井の高さの自由度が高いことです。2階建てがあることによる制限がないため、自由度の高い開放的な空間が実現できます。

とは言っても、実際どれくらいの高さにすべきなのか、天井の高い平屋はどのような家になるのかイメージができない方もいるはず。

そこで本記事では、平屋のベストな天井の高さや実際の施工事例、平屋の天井を高くすることのメリット・デメリットを解説します。天井の高い平屋を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

平屋のベストな天井の高さは?

さっそく、平屋のベストな天井の高さについてみていきましょう。まず、一般的な住まいの天井の高さは2.4〜2.5mと言われています。

そのため、天井の高さが2.5mを超えると、一般的な住まいよりも天井の高い住まいにできます。ベストな天井の高さとしては、好みもありますが、5mほどにしておくと開放感のあるちょうど良い空間にできるでしょう。

特に、リビングや玄関の天井を高くすることがおすすめです。寝室やトイレなどは天井が高いと逆に落ち着かなくなってしまうため、一般的な天井の高さにしておくと良いでしょう。

平屋の天井の高さにおける制限としては、『低層住居専用地域の日影規制』の観点から7mを超えてはいけないという決まりがあります。

天井が高い平屋の事例3選

ここでは、天井が高い平屋の事例をみていきましょう。今回紹介するのは以下の3つの事例です。

以下で詳しく解説するため、天井の高い平屋を建てる際の参考にしてください。

窓が大きくて天井が高い開放的な平屋

出典元:片桐建設
出典元:片桐建設
出典元:片桐建設

大きな片流れ屋根に薪ストーブの煙突がアクセントになっている外観の住宅です。外観と内観を3色で抑えることで、すっきりとした印象を持たせています。

LDKは、吹き抜けを採用することで開放的な空間を実現。天窓を設けており、採光性も高くなっています。

吹き抜けを採用することで気になる空調効率は薪ストーブでカバー。おしゃれと機能性を両立させた住まいになっています。

あらわしの梁がおしゃれな家

出典元:片桐建設
出典元:片桐建設
出典元:片桐建設

ウッドデッキ付近の木材がアクセントになっているスタイリッシュな外観の住宅です。

LDKは、ホワイトベースの配色でまとめることで落ち着いた雰囲気を演出。照明にもこだわり、高級感のあるスペースになっています。

また、この住まいの最大のこだわりは、あらわしの梁がおしゃれな大空間の吹き抜け。梁の木目がLDKのアクセントになり、柔らかい雰囲気を感じさせます。

天井高6mを誇るダイナミック住空間のある平屋

出典元:かがわの家
出典元:かがわの家
出典元:かがわの家

落ち着いた配色が特徴的なシンプルモダンな外観の住宅です。

住まいの内装は、シンプルな外観からは想像できない、木のぬくもりを感じられるこだわり抜いた空間に。6mに及ぶダイナミックな吹き抜けと自然素材がうまく調和し、心身ともにリラックスできる空間を実現しています。

天井を高くすることでロフトも用意しており、プライベート空間の確保も徹底しています。

平屋の天井を高くするメリット

ここでは、平屋の天井を高くするメリットをみていきましょう。メリットとして挙げられるのは以下の3つです。

以下でそれぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

開放感が追求できる

1つ目のメリットは、開放感が追求できることです。天井を高くする最大のメリットは開放感にあると言っても過言ではないでしょう。

平屋は2階建てとは違い、天井の高さを自由に決められます。天井が低いことによる圧迫感を感じないため、日々のストレスを軽減可能です。

また、勾配天井や吹き抜けを取り入れることで住まいに高級感を演出できます。開放感だけでなく、デザイン性も高くできることは魅力的なポイントと言えるでしょう。

採光性を高められる

2つ目のメリットは、採光性を高められることです。天井を高くすることで、高い位置に窓を設けることができます。

平屋は建物の高さがないため、高い位置に窓を作ることによって住まいに日の光を十分に取り入れることが可能です。採光性が低いと日中でも電気をつける必要があり、光熱費がかさみます。

また、陽の光が差し込まないことは、住む人の健康面においてもデメリットでしかありません。天井を高くすることで、光熱費の削減と健康的な暮らしを実現できます。

空間を有効活用できる

3つ目のメリットは、空間を有効活用できることです。天井を高くすることで、ロフトやスキップフロア、屋根裏部屋などを作れます。

平屋のデメリットは、ワンフロアしかないことから家族間のプライベート空間を確保しづらいことです。しかし、ロフトやスキップフロア、屋根裏部屋などがあれば、誰にも邪魔されず自分の時間を楽しめます。

また、天井を高くして収納スペースを作ることも可能です。アイデアによって空間を有効活用できることは、大きなメリットと言えるでしょう。

平屋の天井を高くするデメリット

ここからは、平屋の天井を高くするデメリットについて解説します。デメリットとして挙げられるのは以下の2つです。

それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

コストが高くなる

1つ目のデメリットは、コストが高くなることです。天井を高くすることで必要な柱や壁の面積が増えるため、建築コストが高くなります。

また、必要な照明や窓の数も増えることに注意しましょう。平屋はただでさえ一般の住宅と比べると、屋根と基礎が2倍になることで建築コストが高くなります。

天井を高くする際には、資金計画を念入りに立てるようにしましょう。予算オーバーのまま家を建てると、のちに経済的に苦しくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

メンテナンスが大変

2つ目のデメリットは、メンテナンスが大変であることです。天井が高くなると手の届かない部分が増えるため、掃除やメンテナンスに手間がかかります。

脚立やはしごなどを使って掃除することもできますが、転倒などの危険性があり、ケガのリスクを伴います。また、場所によっては業者に掃除を依頼しなくてはいけません。

平屋は2階がないことでメンテナンス費用を抑えられるメリットがありますが、掃除を業者に依頼する際には費用がかかります。設計の際に、掃除やメンテナンスのことも含めてプランを立てることがおすすめです。

天井の高い平屋を建てるなら片桐建設がおすすめ

出典元:片桐建設
スクロールできます
項目詳細
名称株式会社片桐建設
所在地長野県伊那市福島1471
創業年数1989年3月

天井の高い平屋を建てるなら片桐建設がおすすめです。片桐建設は50年以上の歴史を誇り、木造建築にこだわったオーダーメイドの住まいを提供しています。

一般住宅から商業施設まで幅広く手掛けており、高い技術力を有していることが特徴です。また、施工は熟練の職人が行うため、いつでも高品質の住まいを建てられます。

下請けによってクオリティに差が出る心配がないことは大きな安心材料と言えるでしょう。興味のある方は気軽に問い合わせてみましょう。

まとめ

本記事では、平屋のベストな天井の高さや実際の施工事例、平屋の天井を高くすることのメリット・デメリットを解説しました。平屋の天井を高くすることにはたくさんのメリットがあります。

天井の高い平屋を検討している方は、ぜひ取り入れてみましょう。しかし、取り入れる際には、コストやメンテナンス面に注意が必要です。本記事で解説した内容を踏まえて、設計プランを立ててみてください。

本記事があなたのお役に立てることを願っております。

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