「園舎設計の際に気をつけるべきポイントは？」
「園舎設計の依頼先を選ぶポイントはなに？」
新しい園舎を建てる際には、室内や庭園のデザイン設計が非常に重要になります。なぜなら、園の理念や保育への想いがデザインに現れるためです。
いかに、子どもや保護者に選ばれる園舎設計ができるかが、その施設の今後を決めます。そのため、しっかりと園舎設計について理解し、適した住宅会社に依頼することが重要です。
そこで本記事では、園舎設計をする際のポイントや会社選びのポイントを解説します。これから園舎の新設を検討中の方はぜひ参考にしてください。
園舎設計の流れ
まずは園舎設計の流れを見ていきましょう。園舎設計の大まかな流れは以下になります。
- 相談・ヒアリング
- 企画設計（ファーストプラン）
- 基本設計
- 実施設計
- 確認申請
- 施工管理
- 引渡し
園舎設計では、企画設計と基本設計を経て実際に工事ができる実施設計に取りかかります。会社によって細かい部分が異なるため、あくまでひとつの例として参考にしてください。
園舎設計を依頼する住宅会社の種類
園舎設計を依頼する住宅会社には、一般的に以下の3つの種類があります。
- ハウスメーカー（サポート力が強み）
- 工務店（アフターサポートが強み）
- 設計事務所（デザイン力が強み）
ハウスメーカーは工務店や設計事務所よりも会社規模が大きく、優れた部材を使用できたり、コストを安くできるメリットがあります。工務店は、地域密着型の方針をとっているところが多く、アフターサポートが充実しているのが特徴です。
設計事務所は多くの場合、一級建築士が運営しており、デザイン性に特化した園舎を建てられます。中には、園舎設計の経験が豊富な建築士もいるため、唯一無二のデザインをした園舎の実現が可能です。
どのような園舎にしたいのか、目的に合わせて3つの中から選んでみましょう。
園舎設計をする際の5つのポイント
ここでは、園舎設計をする際のポイントを解説します。重要なポイントは以下の5つです。
- 子供の安全性を第一に考える
- 自然素材を多く取り入れる
- 回遊性のあるデザインにする
- 子供や職員の動線を考慮する
- 建物全体のデザインにこだわる
それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
子供の安全性を第一に考える
1つ目のポイントは、子供の安全性を第一に考えることです。園舎という以上、子供たちが安心安全に過ごせることが大前提になります。
送迎時の動線や収納棚の高さなどを工夫して、子供たちが転倒や衝突という事故につながらないように注意しましょう。最近では、安全に配慮した建材が増えてきています。
クッション材がついた引き戸や転倒時の衝撃を緩和する床材などがあるため、積極的に取り入れてみましょう。
自然素材を多く取り入れる
2つ目のポイントは、自然素材を多く取り入れることです。自然素材を取り入れることで、シックハウス症候群のリスクを軽減できます。
シックハウス症候群による健康被害が出てしまうと、園舎運営に支障がでるため注意しましょう。自然素材を使うことは、化学物質の発生を防ぎ、子供たちと職員の健康を守ることにもつながります。
また、自然素材を取り入れることは子供たちの成長に良い影響を与えるということも大きなメリットです。無垢材や漆喰、セルロースファイバーなどの自然素材を積極的に取り入れてみましょう。
回遊性のあるデザインにする
3つ目のポイントは、回遊性のあるデザインにすることです。回遊性のある空間は行き止まりがないため、子供たちが自由に動き回ることができます。
雨の日で外に出れない時でも、運動量を確保できるためおすすめです。また、回遊性のある空間は、廊下や屋外の空間とうまく組み合わせることで実際よりも広くスペースを使えます。
保育においてできることも増えるため、子供たちにも職員にも大きなメリットです。
子供や職員の動線を考慮する
4つ目のポイントは、子供や職員の動線を考慮することです。園舎は、それぞれの部屋ごとに子供たちの年齢にあったレイアウトを考える必要があります。
園舎におけるケガで最も多いのが、子供同士の衝突によるものです。年齢によって必要な広さは変わるため、遊具を置いた際の動線や収納の位置、職員の動きやすさを考慮して設計デザインをしましょう。
また、入口や廊下は保護者も通るため、送迎時の動線も考慮しておくことが重要です。
建物全体のデザインにこだわる
5つ目のポイントは、建物全体のデザインにこだわることです。冒頭でも解説したように、園舎のデザインには園の理念や保育への想いがあらわれます。
園舎のデザインは、園のアピールポイントになるため、しっかりとこだわるようにしましょう。秘密基地のような空間やオープンな図書コーナーなど、園舎のあちこちに遊びの要素を取り入れるのもおすすめです。
子供たちが楽しくなれるようなデザインにしてみましょう。
園舎設計を依頼する会社を選ぶ2つのポイント
ここでは、園舎設計を依頼する会社選びのポイントを紹介します。意識すべきポイントは以下の2つです。
- 複数の会社を比較する
- 多くの実績を持つ会社に依頼する
それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
複数の会社を比較する
1つ目のポイントは、複数の会社を比較することです。複数の会社を比較することで、それぞれの住宅会社の長所と短所が明確になります。
どの会社が園舎のコンセプトに合っているのか判断しやすくなるため、必ず比較をしましょう。また、複数の会社の提案を聞くことで、より洗練された園舎設計が可能になります。
良いと思ったアイデアは取り入れ、より良いデザインの園舎を実現しましょう。
多くの実績を持つ会社に依頼する
2つ目のポイントは、多くの実績を持つ会社に依頼することです。園舎設計の実績を多く持つ会社は、今まで培ってきたノウハウから顧客の気づいていない要望を発掘してくれます。
現在のアイデアよりも、クオリティの高い園舎設計ができる可能性が高まることは大きなメリットです。候補の会社の実績がどれほどなのか、事前に確認しておきましょう。
園舎設計なら片桐建設がおすすめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県伊那市福島1471 |
| 電話番号 | 0265－78－7181 |
| 設計対応施設 | 商業建築・住宅建築・ツリーハウス |
園舎設計なら片桐建設がおすすめです。片桐建設は50年以上の歴史を持ち、一般住宅から商業施設まで幅広く手掛けています。
高い技術力に定評があり、他の建築会社では断られるような難しい要望にも対応してくれることが特徴のひとつです。収納などの空間活用術にも長けているため、園舎のスペースを有効活用したデザイン設計ができます。
また、自社で加工工場を保有しているため、木の良さを最大限に活かした木造建築を実現可能です。興味のある方は気軽に問い合わせてみましょう。
まとめ
本記事では、園舎設計をする際のポイントや会社選びのポイントを解説しました。園舎設計はいかに、子供や保護者、職員のことを考慮したデザインにできるかが重要です。
そのため、本記事で解説した以下の5つのポイントを参考にした上で園舎設計をしてみましょう。
- 子供の安全性を第一に考える
- 自然素材を多く取り入れる
- 回遊性のあるデザインにする
- 子供や職員の動線を考慮する
- 建物全体のデザインにこだわる
また、園舎設計を滞りなく進めるためには、どの住宅会社に依頼するのかも重要です。複数の会社を比較した上で、目的に最適な会社を選びましょう。
本記事があなたのお役に立てれば幸いです。
