「木造建築について知りたい！」
「木造建築で建築するメリットは？」
住宅建築を検討されている方の中には、上記のような疑問を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
念願のマイホームを購入する過程で、さまざまな建築工法があり悩んでしまう方が多くいます。
予算を抑えながら安全・安心に暮らせる家を建築する上で建築工法選びは慎重に見極めたいはず。
そこで今回は、木造建築について紹介し、住宅・施設を建築するメリット・デメリットから評判まで解説していきます。
この記事を読めば、木造建築ついて理解できあなたが建築するべき構造かどうか判断できるようになります。
木造建築とは
木造建築とは、木材を使用して建てられた建物のことを指します。日本では古くから、神社や仏閣を含め多くの建物が木造で建てられており、一般的な構造です。
建設会社や工務店によって、独自のノウハウや技術を持っているためさまざまな工法が存在します。
そこで、木造建築の工法について理解していきましょう。木造建築で押さえておくべき工法は以下の3つです。
- 木造軸組工法（在来工法）
- 木造壁式工法
- CLT工法
それぞれの工法について解説していきます。
木造軸組工法（在来工法）
木造軸組工法は日本で昔から使用されている伝統的な工法です。在来工法とも言われており、木製の柱を組み合わせることで住居の骨組みを作っていく工法になります。
全体が柱と梁で構成されているため、自由度が高く壁を設ける箇所の選択の幅も広く様々な間取りに対応可能です。
しかし、建築作業のほとんどを現場で行うため、木材の質や職人の知識・技術・経験によって施工の質にバラつきが出るので注意しましょう。
木造壁式工法
木造壁式工法の代表的な工法として認知されているのが2×4（ツーバイフォー）工法です。2×4工法は日本古来の工法ではなく、北米から伝わった工法になります。
使用する角材やパネルのサイズはあらかじめ決まっているため、高度な技術や経験がなくても組み立てられ施工の質に差が出ないのが特徴。
しかし、開口部が制限されてしまうことで、間取りの変更や増改築が難しいので、リフォームを検討している方は注意しましょう。
CLT工法
CLT工法とは、（CrossLaminatedTimber）の略称でひき板を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着させた木質系材料を使用する工法です。
ヨーロッパを中心に発展し2013年頃日本に伝わりましたが、年々増加傾向にある注目の工法になります。耐火性、耐震性、断熱性の性能面で優れることから、商業施設などの用途で使用される事例が多いです。
しかし、認知度の低さから建築できる施工者も限られるため、依頼できる会社が限られているので注意しましょう。
また、CLT工法についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も合わせて見て下さい。
木造建築のメリット
木造建築の工法ついて理解できたところで、建築するメリット・デメリットも押さえておきましょう。
大きなメリットは、他の構造と比較して建築コストを安く抑えられる点です。木造はS造やRC造に比べて軽く、工事に手間がかからないため費用が抑えやすいのが特徴。
1㎡当たりの工事費用は以下の通りです。
| 構造 | 1㎡当たりの工事費用（全国平均） |
|---|---|
| 木造（W造） | 17万3000円 |
| 鉄骨造（S造） | 25万6000円 |
| 鉄筋コンクリート造（RC造） | 26万5000円 |
| 鉄骨鉄筋コンクリート造（SRC造） | 28万4000円 |
また、火災に弱いと思われがちですが、耐火性にも優れています。鉄骨の建物が10分ほどで倒壊してしまった火災に対して、木造を使用した建物では30分が経過しても倒壊しなかった実例もあります。
そのため、建築コストを抑えながら安全な住宅・施設を建築できるでしょう。
木造建築のメリットについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見て下さい。
木造建築のデメリット
木造建築のデメリットは、施工する職人の技術力によって完成の質に差が生じてしまう点です。
現場で木材を加工して施工する場合が多い木造建築だからこそ、職人の知識・技術・経験が頼りになってしまいます。
そのため、信頼できる業者に依頼するのはもちろん工事期間中は現場へ足を運び、施工の様子を確認するようにしましょう。
また、天然の木材を使用する以上、シロアリ被害や経年劣化のリスクもあります。定期的に防蟻薬剤の散布を行うなどのメンテナンスや点検を実施し、住宅・施設を長持ちさせられるように対策しましょう。
木造建築に関する評判3選
木造建築のメリット・デメリットを理解したところで、木造建築に関する口コミ・評判について紹介していきます。
以下3つの口コミ・評判を紹介するので、善し悪しを判断する参考にしてください。
- 木造建築のメリットに環境に優しい点が挙げられます
- 鉄骨、鉄筋に比べて建築コストが低い
- 木造住宅は高くなるかもです
それぞれの口コミ・評判を見ていきましょう。
木造建築のメリットに環境に優しい点が挙げられます
カナダの豆知識
カナダは大規模木造建築の先進国！Part1 木造建築のメリットに環境に優しい点が挙げられます。
数ある建材の中で唯一再生可能な木は環境に優しい建材です。
建物が大きくなればなるほど使用料は多く、影響も大きくなると言えますね。
引用元：Twitter（@selcohome_tenpo）
鉄骨、鉄筋に比べて建築コストが低い
木の温もりを感じられる木造住宅には、素敵なポイントがたくさん！
木造建築のメリット
引用元：Twitter（@sumaiida）
・鉄骨、鉄筋に比べて建築コストが低い。
・湿度を調節してくれて、カビが発生しにくい。
・柔軟性があり、地震の影響も受けにくい。
木造住宅は高くなるかもです
木造住宅は高くなるかもです。
脱炭素社会の実現に向け、ＣＯ２の排出を抑える木造建築物の普及を促すための建築基準の緩和を目指しす模様。
新築住宅は２０２５年度までに制度を見直し、断熱材の活用などで省エネ基準を満たすよう義務づける。とのこと。うーむ。メリットもあるか。
引用元：Twitter（@QvAKxcYoySaGCNW）
木造建築を建てるなら片桐建設がおすすめ
ここまで読まれてきた方の中には、「木造建築で建築したい！」と前向きに検討されている方もいるでしょう。
木造建築で住宅・施設を建築する際は、片桐建設に依頼することをおすすめします。
片桐建設は1970年に創業された建設会社です。創業当初から木造建築を建築してきたからこそ、木の強さ・ぬくもり・やさしさ・魅力を充分に理解しているプロフェッショナルが素材と技術を組み合わせた家づくりを行ってくれるでしょう。
また、昨今注目を集めるCLT工法を活用した住宅・施設建築も可能です。
商業施設建築・住宅建築・リフォーム・ツリーハウスまで愛知県豊川市・豊橋市を中心に幅広く対応しているので問い合わせしてみてください。
株式会社片桐建設について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見て下さい。
また、施工事例などを確認したい方は片桐建設のHPから確認しましょう。
まとめ
今回は、木造建築について解説させていただきました。S造やRC造に比べて建築コストが低いのが魅力的な構造です。
各構造にメリット・デメリットがあるからこそ、特性を理解した上で建築するべき工法を判断するといいでしょう。
木造建築で押さえておくべき工法は以下の3つです。
- 木造軸組工法（在来工法）
- 木造壁式工法
- CLT工法
あなたが建築したい住宅・施設の用途に最適な木造建築を選びましょう。
今回の記事を参考に、あなたの住宅・施設建築の一助を担えたら幸いです。
